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2015.08.23

モデリングツールとExcel仕様書の合わせ技

 Excelで仕様書を書いている現場は多いが、Excel仕様書とモデリングツールとを組み合わせることで、システム仕様の可読性や保守性は想像以上に改善される。

 拙作のOSSモデリングツールX-TEA Modelerの最新版(1.4.23)では、機能定義の属性として「外部資料」が付加されている。ここに、その機能定義の詳細仕様やテスト仕様に関するExcelファイルを指定しておくのである(次図)。もちろんExcel以外のファイルでも、URLでも指定できるので、実装基板上の定義情報とも連携できる。

▼機能定義の「外部資料」を設定する
150823

 モデリングツール上では、業務フローやデータモデルといった図面、あるいは機能やテーブルや業務といった定義要素間の論理関係を眺める。各機能の細かい部分について確認したくなったなら「外部資料」へジャンプすればよい。モデリングツール上では仕様の構想、すなわち「エンジニアリング」がなされ、必要に応じてその検討結果がExcel仕様書にフィードバックされることになる。

 理想的にはExcel仕様書を使わないほうがいいとはいえ、自動生成などの工夫の関係でExcel仕様書を簡単にやめられないケースもある。そんな場合には、モデリングツールとの合わせ技で効率化を図ってほしい。

 システム開発の設計資料というものはしばしば、複雑なディレクトリ構造の各所に散らばる膨大なファイル群の樹海と化すものだ。それを我々の管理下に置いて宝の山とするためには、有能なガイドが要る。それがモデリングツールである。

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