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2014.12.01

XEAD Modelerがベクター出力に対応

 ようやくという感じだが、拙作のモデリングツールXEAD Modelerの画像出力について、ベクター形式(SVG,Scalable Vector Graphics)に対応した。ベクター形式で出力することで、ドキュメンテーションのためのよりキレイな素材を用意できるようになった。

 ベクター画像の利点は、拡大してもギザギザ感を生じない点だ。一般的な画像形式とベクター形式の画像とを並べてみると違いがよくわかる。

▼PNG形式の業務フローを3倍に拡大したもの
Dataflow1_2

▼ベクター形式の業務フローを3倍に拡大したもの
Dataflow2_2

▼もともとの業務フロー
Modeler

 ベクター(ベクトル)というくらいなので、方向と距離にもとづく図形情報の組み合わせとして画像データが記録される。それゆえに、任意の大きさや傾きをもった四角形上で情報の損失なく画像を再現できる。写真ではなくイラストのようなドローイング画像を記録するのに向いている。

 ベクター画像は有用なものだが、これをパワポ等のOfficeツールで扱う場合には注意が要る。SVGはベクター画像の代表的な形式なのだが、WindowsではWMFやEMFが標準とされている。ゆえに、Officeツールに取り込むためには、SVGをそれらの形式に変換する必要がある(*1)。とはいえ、ひと手間かける価値のあるキレイさなので、業務フローやデータモデルをどんどんベクター出力してドキュメント作成に活用してほしい。


*1文字化けを考慮するとEMF形式に変換するのが無難だ。SVGをEMFに変換するには、ベクター画像を扱えるドローイングツールが要る。無償かつお手軽に使えるものとしてはInkscapeがお薦めなのだが、これをそのまま使うと等幅フォントの文字が等幅で表示されない。この問題に対処するためには、ツールの設定ファイルのひとつであるpango.aliasesを編集する必要がある(詳細)。

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