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2012.11.26

「データモデリングライブ@名古屋」報告

 名古屋での初のモデリングライブでは、連休中にもかかわらず25名の方々が集まってくださった。取り上げた題材は不動産屋さんの物件管理代行事業のためのシステムである。テーブル数もプロセス数もちょうどよい数だったと思う。

 DFDとER図を比べると、ER図のタッチのほうがキレイだ。これはそのときのマーカーの書き味が良かったためである。新鮮で書き味の良いマーカーを選ぶことは、ホワイトボードを使ってモデリングするときの最強のコツである。そうすることで、モデルは「見つめていたい絵」になる。結果的に、ユーザにじっくり見つめてもらえるのでモデルとしての適切さも向上する。弘法ではないモデラーはマーカーを選ぼう。

Sn3v0069

Sn3v0070

Sn3v0082

 実際のモデリングの手順は次のとおりだ。「要件定義」のための洗練された手法や「超上流」の分析作業などは要らない。だから、モデリングライブではいきなり1と2を見てもらえる。それは、3と5は「持ち帰り」でなされるが、それら以外は要件ヒアリングの「その場」でなされるゆえでもある。

1.スコープ設定(DFDを描くこと)
2.「3要素(データ,業務,機能)」のモデリング
3.モデリングツールへの登録
4.ユーザレビュー
5.仕上げ(現行調査を含む)

 モデルを仕上げてユーザによって検収されたなら、いよいよ仕様の詳細化および実装作業に入るわけだが、基本設計の担当者がそのまま引き継ぐのが理想的だ。なんといっても申し送りの手間がかからないのがいい。また、下手に設計すれば自分の首が絞まるので設計品質の牽制にもなる。基本デザインが確立されているので、「アジャイル」だって無難にやれる。業務システムの設計は「その場で設計できるプログラマ」にまかせよう。

 手羽先の美味しい「山ちゃん」での打ち上げも楽しかった。有意義で楽しい1日を提供してくださったアイ・ティ・イノベーションの方々、ありがとうございました。

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