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2008.07.22

XEAD、今後の展開

 今年の初めにXEADのダウンロード数は2万を超えた。実案件で活用している津々浦々のユーザから毎日のように励ましや提案のメールが来る。採用される確立は高いので、気軽に提案してほしい。この先1年間のXEADに関する行動計画を5点示しておこう。

1.ブラウジング機能の強化
2.検索・置換機能の刷新
3.ソース公開
4.CONCEPTWAREの拡充
5.勉強会の立上げ

1.ブラウジング機能の強化

 現バージョンでは業務定義をWEBブラウザで閲覧できるようになっているが、これを機能定義とテーブル定義まで広げる。これらの改善は、どちらかというとXEADの印刷機能を補うものという位置づけだ。必要ならばWEBページとして表示して印刷出力してもらえば、それなりの設計書が手に入るようになる。ただし、それらの出力は顧客提出用のものではなく、プログラマの作業用の手元資料くらいのものでしかない。顧客に正式な設計資料として引き渡す場合には、あくまでもXEADデータ(とXEADインストーラ)をそのまま渡すべきというスタンスである。

2.検索・置換機能の刷新

 現バージョンでは、各定義要素の表示ルーチンを流用するような形で検索・置換機能を配置している。これだと、検索・置換の結果を通常の定義入力と同じイメージで確認できるという利点がある。しかし、対象文字列が存在するかどうかに関係なく各定義要素の表示処理を起動するために、パフォーマンスが極端に悪い。また、通常の表示ルーチンに検索処理のステップが混じるのでコードとして汚い。そこで、検索・置換機能をXEAD本体から独立した形で配置して、検索結果は別途の一覧として示すようにする。見かけは劣るが、ほんとうの意味で「使える機能」になるだろう。

3.ソース公開

 コードをさらすことも、CONCEPTWAREのような形で設計をさらすことも、恥ずかしさの度合いは似たようなものだ。まったくいやなことを始めてしまったと思うが、もうなんだか恥ずかしさにも慣れてしまったのでXEADのコードをさらしてもどうということはない。なによりも、開発者(筆者)が死んでもXEADユーザーがあわてる必要がなくなるのはいいことだ。

4.CONCEPTWAREの拡充

 現在開発中の「CONCEPTWARE/自治体」が完成したら、「CONCEPTWARE/財務管理」を刷新する。業務システムのアーキテクチャの考え方にしたがうと、「CONCEPTWARE/財務管理」には会計管理と財務管理の2つの機能が変に混在している。これらを分割してレファレンスモデルとして独立させる。結果的に、仕訳処理の問題が一括管理されるようになる。他に、サービス業向けの最初のモデルとして、「CONCEPTWARE/診療管理」(いわゆるオーダリングシステム)も開発する予定である。もちろん、CONCEPTWAREの実装版である「オープンパッケージ」の開発も継続する(なにしろ、これが最終目標なのだ)。

5.勉強会の立上げ

 システム設計に興味のある技術者の交流の場を立ち上げようと考えている。それも、漫然と交流するのではなく、守秘義務に抵触しない範囲で個々の設計課題をXEADやホワイトボードを使っていっしょに悩むということをやってみたい。まずは新大阪あたりで始めるので、関西近辺や新幹線沿線在住の技術者はぜひ参加してみてほしい。ただし、この種の検討は頭脳のみならず身体をも酷使するので、その後の醸造系滋養の摂取は必須といえよう(ってけっきょくそれかい(^^;

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コメント

勉強会、興味深そうですね(「醸造系」のパートが特に)。参加させて頂きたく思います。よろしくお願いします。

投稿: keis | 2008.07.24 18:09

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