« 自治体システムのレファレンスモデル | トップページ | システム開発の最終兵器「オープンパッケージ」 »

2008.06.02

新刊「販売管理システムで学ぶモデリング講座」

Modelingkoza 去年から今年にかけて「DBマガジン」に連載していた記事が書籍化された。15ヶ月分の記事をまとめ、さらに2章ほど加筆したので、できあがってみたら300ページを超える本になった。2003年の「上流工程入門」がいまだによく売れているのはその「薄さ」のおかげではないかと思っていたりするので、今回の本が厚さゆえに敬遠されるなんてことがないことを望むばかりである。

 内容としては、販売管理システムの業務要件のバリエーションに合わせて、モデルがどう変異するかをマニアックに説明したものだ。その過程で、モデリングの考え方と業務知識を同時に学べる(というか、業務システム向けのモデリングの学びはそうでないといけない)。

 なお、「販売管理システム」といっても、正確には「卸売業向け事業管理システム」である。以前にこのブログでも取り上げたように、卸売業における多様な取引を、「売上(売掛残高の増減)」、「仕入(買掛残高の増減)」、「受払(在庫残高の増減)」という「3つの会計要素」の組み合わせとして類型化しながら説明している点も特徴的だ。無償の基本設計ライブラリである「CONCEPTWARE/販売管理」の解説本という性格もあるので、ぜひそちらもダウンロードして、立体的に学習を進めてほしい。

|

« 自治体システムのレファレンスモデル | トップページ | システム開発の最終兵器「オープンパッケージ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新刊「販売管理システムで学ぶモデリング講座」:

» 「販売管理システムで学ぶモデリング講座」を読んで [Hot Heart, Cool Mind.]
読終えてふと思った。著者(渡辺さん)は、この本を書くより実際に販売 管理システムを作った方が楽だったに違いない。 販売管理システムで学ぶモデリング講座渡辺 幸三翔泳社 2008-05-29Amazonで詳しく見る by G-Tools ... [続きを読む]

受信: 2008.06.14 10:44

« 自治体システムのレファレンスモデル | トップページ | システム開発の最終兵器「オープンパッケージ」 »