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2007.05.06

XEADでリバースエンジニアリング

 XEADのインポート機能が完成した。最新版はいつものサイトからダウンロードできる。インポートできるものは、XEADのコンテンツファイルと、SQLのCREATE TABLE文が保管されているテキストファイルの2種類。前者については前のエントリーで説明したので、今回は後者を紹介したい。

 たいていのシステム開発では、置き換えられるデータベースだけでなく、継続使用されるデータベースの構造をリバースエンジニアリングする必要がある。新システムがそれらとのやりとりを伴うからだ。そういう場合に便利なのがCREATE TABLE文のインポート機能である。既存データベースのCREATE TABLE文をXEADに流し込めば、データモデルが簡単に手に入る。既存DBだけでなく、設計途上のDBをデータモデル化したい場合にも活用できそうだ。

 使い方は簡単。CREATE TABLE文の入ったテキストファイルを指定して、インポート先サブシステムを選択して実行するだけ。テーブル定義だけでなくテーブル関連も生成される。インポート機能が、外部キーの指定にもとづいて親子関係、参照関係、派生関係の違いを分析して設定してくれるのだ。

Image070506

 便利な機能ではあるが、注意してほしいことが2点ある。テーブルはフィールド定義をいくつか伴うが、それらの「データタイプ」は設定されない。それがSQLで言う「データタイプ」とは似て非なる概念であるためだ(たとえばXEADでは「商品コード」が単一のデータタイプを構成する)。したがって、インポート完了後にXEAD上でこまめに設定する必要がある。また、インポートはサブシステム単位で実行することになるため、まとまり毎に他のサブシステムに振り分けてやる必要がある。大きめのデータベースだとそれなりの手間ではある。

 これらの制約があるとはいえ、インポート機能があるとないとでは大違いだ。前回に説明したXEAD定義要素の取り込み機能を含め、さまざまに活用してほしい。

 次の開発課題は、インポート機能と同様に要望の多い「設計書出力機能」である。XEADのコンテンツを読み出してエクセルの設計書様式に出力するもので、VBA付きのエクセルファイルとして提供される予定である。そのままでも使えるが、プロジェクト毎の規定様式に合わせてカスタマイズして利用することが多いだろう。こちらも期待していてほしい。

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