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2007.01.06

「その商品をどう活用してますか?」と問う

 英会話のできない人が英会話教材の営業マンになってもうまくいかないだろう。「では、その教材の素晴らしさを英語で説明してください」と乞われて黙ってしまうようならば、教材の効果を信用してもらうのは難しい。

 同様に、ものすごく太っている人もダイエット食品を売れそうにないし、美肌でない人は化粧品を売れそうにない。その種の商品の営業マンは「その商品の効果を得た(かのように見える)人物」でなければならない。それは良くも悪くも、営業マンの「身だしなみ」の一環である。

 同じことが、パッケージシステムや開発ツールといった企業向けソフトウエア商品についても言える。事前に、ベンダー自身がそれをどのように活用しているかを確認すればよい。そのソフトウエアの効果を享受できていないとしたらベンダーは「自分たちで活用できるようになってから売りに来い」とイヤミを言われても仕方がない。業務システムの開発企業であれば、彼ら自身の業務システムの出来が悪いならば信用されない(そのことを彼らは決して口に出さないだろうが)。それもまたベンダーとしての「身だしなみ」である。

 以前に「CONCEPTWARE/科目履修管理」をまとめながら気づいたことなのだが、同じことは大学等の教育機関に関してもいえそうだ。ソフト工学系講座が充実していると謳うのならば、その学校で利用されている情報システムの出来も優秀だろうと期待するのは自然なことだ。彼らに馴染み深いはずの教務管理システムあたりの実状に、それらの講座群の力量が表れていると考えても間違いではないだろう。

 商材の効果を声高に語る相手に「では、それがもたらす効果をあなた自身はどんな風に享受してますか?」と問う。いかにも底意地が悪そうだが、無駄に失うお金と時間を確実に減らしてくれる良い質問だ。

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