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2006.07.01

フィットネスで発電

 「健康のためと二酸化炭素排出削減のために、スポーツはしないことにしている」と言っていたのだけれど、前職を退職した後に歩くことが減った気がするので1年前に「ヒンズースクワット」を始めた。数週間も続けたら、階段を上がるのがすばらしく楽になった。調子に乗って、片足ずつでスクワットするようにしたら、さらに顕著な効果がみられた。もっと調子に乗って、ピアノの椅子を抱えて片足ずつスクワットするという曲芸みたいな動きをやっていたら腰を痛めてしまった。腰痛が治るのに半年かかった。

 今は負荷をかけないふつうのスクワットをたまにやるくらいだが、この種の単純動作を繰り返しながらいつも考えてしまうことがある。「この運動で消費されるエネルギーを何かに有効利用できないだろうか」坂道を自転車で登っているときも同じようなことを考える。「筋肉の化学エネルギーが位置エネルギーに変換されつつあるなあ。しかしこれもじきにブレーキの熱エネルギーに変換されるだけなのか。なんだか悲しいな」そういうわけで、3年前に筆者はダイナモ(発電機)連動ブレーキが搭載されたサンヨーの電動ハイブリッド自転車「エナクル」を喜んで買ったのだった。

 ダイナモ連動ブレーキが実用化されているのであれば「充電機能つきフィットネスマシン」が実現できないわけがない。液晶表示向けなどの本体が必要とする電力を充電できるようなフィットネスマシンは既にあるようだが、筆者が言っているのはそういうモノではない。30分くらい漕ぐなり蹴るなり回すなりすれば、数本の乾電池を充電できますよ、みたいな「実益を兼ねたフィットネスマシン」がない。そんなのがあれば家庭の主婦なんかにウケる気がするがどうだろう。

 このアイデアを発展させた商売も考えられる。オフィス街のビルの地下なんかにそれはあって、ずらりと並んだフィットネスマシンを誰でも自由に利用できるようになっている。それらのマシンはダイナモにつながっていて、元気の有り余っている人々が発電してくれる電力をそのビルに売るという商売だ。しかしよく考えてみれば、夏場なんかに何人もの人間が汗水たらして発電運動を行うわけで、その部屋の冷房電力もまかなえないような気もする。冷房の必要電力の大きさを考えれば、とりあえず冷房をつけずに、ついでに電灯も暗くしてやってもらおうか。でもそれって奴隷労働みたいでいやだな。

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