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2005.10.08

MIDIソフト「ソルファノート」公開

 今回のエントリーはシステム設計とはまるで関係ない。3年くらい前に作ってほったらかしになっていた音楽教育用ソフトを最近思い出して仕上げたので、それをお披露目するという話。

SolfaNote 音楽家の訓練のひとつに「ソルフェージュ」というのがある。聞いた音を楽譜にしたり、初見の楽譜で歌うといった、基本的な音感を鍛えるためのトレーニングのことだ。「ソルファノート(SolfaNote)」は、いろいろな調で発音される音の「階名」を当てるというお遊び感覚のソルフェージュ用MIDIソフトである。

 いろいろな調で演奏される音を、各音の相対的な距離関係で認識する能力のことを「相対音感」という。小中学校で楽譜を見ながら「ミ、ミ、ミレミファソッソソミー」などと歌ったのは相対音感にもとづく「階名唱」というやつだ。

 いっぽう、聞いた音を絶対的な周波数にもとづいて認識する能力のことを「絶対音感」という。この能力がある者は、ナベを叩いたときの音を聞いて即座に「F#です」などと答えることができる。ピアノをいい加減にバンと叩いて出た騒音に含まれていた音をすべて挙げることさえできたりする。

 モーツァルトが絶対音感を持っていたのはよく知られているが、そこから「優れた音楽家になるためには絶対音感を鍛えればいいのだ」と考える人がいる。しかし、絶対音感の有無とその人の音楽性とは関係ない。かえって厳格すぎる絶対音感なんかを持ってしまった音楽家なんかは気の毒で、規定のピッチと音律でチューニングされている楽器以外で奏でられた音楽が不快に感じられたりする。

 絶対音感を持つ人は一定の割合で現れるようで、子供時代に訓練を受けることで能力は強化される。戦時中には、飛行機の爆音からそれが友軍のものかどうかを一瞬で判別できるようにと、子供たちが絶対音感を持つように訓練されていたそうだ。ウソみたいなホントの話だ。

 爆撃の心配のない平時においては「相対音感」のほうが実用的だ。ふつうのひとでも、覚えた歌をどんなキーでも歌えるが、これは誰にでも備わっている相対音感のおかげである。ただしふつうのひとはフレーズを感覚的にしか認識できないが、意識的に訓練すればその調における「ドレミ」でフレーズを認識できるようになる。ちょっと聞いたフレーズでもドレミでわかることで、記憶(記録)しやすくなるし、楽器でも再現しやすい。とくに楽器が好きな人なら相対音感の訓練をしておいて損はない。

 というわけで、キミも「ソルファノート」で遊びながら相対音感を鍛錬しよう。っていったい何のブログかね。「SolfaNote.LZH」をダウンロード(ダウンロードして、空っぽのフォルダに解凍するだけで使えます。インストールは不要です。Dephiで作ったものなのでJVMも不要ですが、WINDOWS専用です)

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