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2005.09.03

だんだん良くなるレファレンスモデル

IT Proでニュースとして取り上げられたおかげか、「CONCEPTWARE/財務管理」は公開後3日間で1300件もダウンロードされた。なにしろ膨大な体系なので、評価するどころか閲覧するだけでも簡単ではないだろうが、すでに何件かの反響はもらっている。

ブログとして読めるのは六弦氏のものだ。彼はシステムの開発現場で実際に苦労してきた技術者で、ブログでは販売管理システムの設計問題を以前から取り上げている。それだけに問題意識がはっきりしていたのだと思うが、彼の考えと「CONCEPTWARE/財務管理」のアーキテクチャとの違いをじっくり検討されている。指摘された問題については次回の改版で考慮することになるだろう。ありがたいことだ。

これで、業務システムの基本設計という仕事の実体や難しさも、より広く理解してもらえるようになると思う。基本設計の担当者が取り扱ってきたのは「CONCEPTWARE/財務管理」で示されているような複雑膨大な対象だ。その仕事を完遂するためには、企業会計をはじめとした深い専門知識や強靭な構成力、それに試行錯誤を繰り返すための時間も必要だ。業務システムの基本設計なんて、これまでは「実装をまるで考慮しない(できない)理想主義者のたわごと」か「似非コンサルの商売ネタ」みたいに思われがちだった。しかし今は、「たとえばこんなモノです」とまわりに示せるようになった。

業務システムの設計問題をパブリックに、また効率的に議論するためのプラットフォームとして、XEADやCONCEPTWAREがお役にたてたならうれしい。そして、ひとりでも多くの技術者が「CONCEPTWARE/財務管理」にイチャモンをつけてくれればと願う。だんだん良くなるホッケの太鼓。批判されるほどに良くなるCONCEPTWARE。今後ともよしなに。

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コメント

六弦氏のブログ、ようやく少し読みました。ご自分の問題意識からモデルを読まれているので、すごく深くて面白いです。消費税のくだりには関心しました。
おいそれとレスしにくいですがそのうちレスしたいです。

投稿: HAT | 2005.09.13 18:13

参考にさせて頂きましたので、
TBさせていただきました。

今後も他のレファレンスモデルの公開を
期待しています。

投稿: 相田 誠 | 2005.09.21 21:56

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